40代男性の平均年収はいくら?(平均値・中央値)

2026年09月16日

40代のイケてる男性が塾講師の副業をしている

40代になると、「自分の年収は同年代と比べて高いのか、低いのか」と気になることがあります。

20代や30代の頃は周囲の年収をそれほど意識していなかった人でも、40代になると役職や勤続年数によって収入に大きな差が出てきます。

特に40代独身の場合は、家族の収入を考えずに自分の年収だけで生活を組み立てることになるため、「40代男性なら年収はいくらくらいあれば普通なの?」と気になる人も多いでしょう。

では、実際に40代男性の平均年収はいくらなのでしょうか。

この記事では、国税庁の最新公表データをもとに、40代男性の平均年収を紹介しながら、平均値と中央値の違い、年収500万円・600万円・700万円がどのくらいの水準なのかについても分かりやすく解説します。

40代男性の平均年収はいくら?

国税庁の「令和6年分 民間給与実態統計調査」によると、1年を通じて勤務した給与所得者の男性全体の平均給与は587万円でした。

40代男性について見ると、年齢によって次のようになっています。

年齢 男性の平均給与
40~44歳 約637万円
45~49歳 約672万円
男性全体 約587万円

つまり、単純に40代男性という括りで見ると、平均年収は600万円台後半に近い水準と考えることができます。

ただし、ここで注意したいのが「平均年収=40代男性の一般的な年収」というわけではないことです。

年収にはかなり大きな個人差があるため、平均値だけを見ると実際の感覚とはズレることがあります。

40代男性の平均年収は40代前半と後半で違う

40代になると、前半と後半でも平均給与には差があります。

40~44歳男性の平均年収は約637万円

40~44歳男性の平均給与は637.3万円です。

30代から40代に入り、役職に就いたり、仕事上の責任が増えたりすることで、年収が上がっていく人も多い年代です。

一方で、すべての人が管理職になったり大幅な昇給をしたりするわけではありません。

同じ40代前半でも、勤務先の規模や業種、職種、勤続年数などによって収入にはかなり差があります。

45~49歳男性の平均年収は約672万円

45~49歳男性になると、平均給与は672.2万円まで上がります。

40代前半と比較すると約35万円高くなっています。

この年代になると、管理職や専門職など、比較的高い給与を得る人も増えてきます。

ただし、40代後半になったから必ず年収が700万円近くになるという意味ではありません。

あくまで多くの給与所得者を集計した「平均」です。

40代男性の平均年収と中央値はどちらを見るべき?

「平均年収」と一緒に検索されることが多いのが「中央値」です。

実は、40代男性の年収を考える場合、平均値だけでなく中央値について考えることも重要です。

平均値とは?

平均値は、対象となる人の給与をすべて合計して、人数で割った数字です。

例えば、5人の年収が400万円、450万円、500万円、550万円、2,000万円だった場合、平均年収は780万円になります。

しかし、実際には4人が400~550万円なのに、平均だけを見ると「年収780万円くらいが普通」と感じてしまいます。

このように、一部の高所得者がいると平均値は大きく上がることがあります。

中央値とは?

中央値は、年収を低い順から並べたときに真ん中に位置する数字です。

先ほどの5人なら、真ん中の500万円が中央値になります。

そのため、中央値は「一般的な人の年収」に近い感覚を知りたいときに参考になります。

ただし、国税庁の「民間給与実態統計調査」では、40代男性の年収中央値を直接公表しているわけではありません。

したがって、「40代男性の年収中央値は○万円」と断定する場合は、どの統計や推計を使っているのかを確認する必要があります。

40代男性は年収500万円だと低い?

40代になると、「年収500万円では低いのでは?」と不安になる人もいるでしょう。

しかし、年収500万円だからといって、40代男性として極端に低いとは言えません。

確かに、40代男性全体の平均給与と比較すると500万円は下回ります。

しかし、年収は業種や企業規模、地域、職種、雇用形態などによって大きく変わります。

また、平均年収は「その人がどのような生活を送れるか」を直接表す数字でもありません。

例えば、独身で住宅ローンがなく、生活費を抑えている人なら、年収500万円でも比較的余裕のある生活ができる場合があります。

年収だけで「高い・低い」を判断するより、手取りと生活費、貯蓄額を合わせて考えることが大切です。

40代男性で年収600万円は普通?

年収600万円になると、40代男性の平均年収にかなり近い水準になります。

特に40~44歳男性の平均給与が約637万円であることを考えると、年収600万円はそれほど大きく平均から離れているわけではありません。

もちろん、平均を少し下回っているからといって「低年収」ということでもありません。

40代独身であれば、世帯収入という意味では自分の年収がそのまま世帯収入になるため、住宅費や生活費をどの程度にするかによって生活の余裕は大きく変わります。

例えば、住居費を抑え、車や高額な趣味にお金を使わないのであれば、年収600万円でも貯蓄や投資に回せるお金を作ることは十分可能です。

40代男性で年収700万円は高い?

では、年収700万円になるとどうでしょうか。

40~44歳男性の平均給与は約637万円、45~49歳男性は約672万円なので、年収700万円は40代男性の平均を上回る水準です。

ただし、「40代で年収700万円ならかなりの高収入」と単純に考えるのも少し違います。

大企業や一部の業種では40代で700万円以上の年収が珍しくない一方、中小企業や業種によっては700万円がかなり高い水準になることもあります。

つまり、年収700万円の評価は「40代男性」という条件だけでなく、勤務先や職種なども合わせて考える必要があります。

40代男性の年収はなぜ差が大きくなる?

20代の頃は、同年代であれば年収にそれほど大きな差がないこともあります。

しかし40代になると、年収にはかなり差がついてきます。

勤務先の企業規模

企業規模は年収に影響する大きな要素の一つです。

同じ仕事をしていても、大企業と中小企業では給与体系や役職手当、賞与などが異なることがあります。

業種・職種

業種によっても平均給与には違いがあります。

金融、情報通信、専門職など比較的高い給与になりやすい分野がある一方、サービス業などでは平均給与が低くなる場合があります。

そのため、40代男性の平均年収だけを見て、自分の年収を評価するのは適切ではありません。

役職の有無

40代になると、管理職になる人とならない人の差も出てきます。

役職手当や基本給だけでなく、賞与などにも差がつくことで、年収が大きく変わることがあります。

40代は「同じ年齢だから同じくらいの年収」という年代ではなくなってくるのです。

40代独身なら年収より「自由に使えるお金」を見る

40代独身の場合、年収を考えるときには平均との比較だけでなく、「実際にいくら自由に使えるか」を考えることも重要です。

例えば年収700万円でも、住宅費や車、保険、趣味などに多くのお金を使っていれば、手元に残るお金は少なくなります。

逆に年収550万円でも、住居費を抑えて生活費を管理していれば、毎年かなりの金額を貯蓄できる場合があります。

40代独身なら、次のような項目を一度確認してみるといいでしょう。

  • 毎月の手取りはいくらか
  • 毎月の生活費はいくらか
  • 年間でいくら貯金できているか
  • 住宅費が収入に対して高すぎないか
  • 保険や通信費などの固定費が大きすぎないか
  • 老後資金をどの程度準備できているか

こうした数字を確認すると、単純な「平均年収との比較」よりも、自分の経済状況を正確に把握できます。

40代独身男性は年収いくらあれば余裕がある?

「40代独身なら年収いくらあれば余裕のある生活ができるのか」という疑問もあるでしょう。

これについては、住んでいる地域や家賃、持ち家か賃貸か、車の有無、趣味などによって大きく変わります。

例えば同じ年収600万円でも、家賃10万円の都市部で暮らす場合と、住宅費が低い地域で暮らす場合では、生活に残るお金が違います。

年収 40代独身で考えた場合のイメージ
400万円 生活費を意識して管理したい水準
500万円 無理のない生活を目指せる水準
600万円 貯蓄との両立もしやすくなる水準
700万円 比較的余裕を作りやすい水準
800万円以上 貯蓄・投資にも回しやすくなる水準

もちろん、これはあくまで目安です。

特に40代独身の場合は、年収そのものより「年間でいくら残せるか」を見ることをおすすめします。

40代で年収を上げるにはどうすればいい?

「平均より少し低いから、これから年収を上げたい」と考える人もいるでしょう。

40代からでも年収を上げる方法はいくつかあります。

今の会社で昇進を目指す

現在の会社で評価される余地があるなら、昇進や役職への就任を目指す方法があります。

40代では、単純な作業能力だけでなく、部下の育成やチームの管理、業務改善などの能力が評価されることも増えてきます。

専門性を高める

自分の専門分野を明確にすることも重要です。

「何でもできます」という人より、「この分野なら任せられる」という人のほうが、転職や副業でも評価されることがあります。

転職する

現在の会社で年収が上がりにくい場合は、転職によって収入を上げる方法もあります。

ただし、40代の転職では年収だけを見るのではなく、仕事内容、働き方、将来性なども含めて考えることが大切です。

副業で収入源を増やす

本業の給与を大きく変えるのが難しい場合、副業によって収入源を増やす方法もあります。

Web制作、ライティング、動画編集、講師、コンサルティングなど、これまでの経験を活かせる仕事なら、ゼロから新しいスキルを身につけるより始めやすいでしょう。

40代では「労働時間を増やす」より「これまで身につけた経験を収入につなげる」ことも重要です。

40代男性は平均年収だけで焦る必要はない

40代になると、周囲の年収が気になる場面も増えてきます。

同級生が管理職になった、知人が年収800万円になった、SNSで高収入の人を見た。

そんな情報を見ていると、「自分は遅れているのでは?」と感じることもあるでしょう。

しかし、40代の年収は仕事内容や会社、これまでのキャリアによって大きく違います。

そもそも平均値は、あくまで集団の数字です。

平均より上なら人生が成功しているわけでも、平均より下なら失敗しているわけでもありません。

特に40代独身の場合は、収入だけでなく、住居費や生活費、貯蓄、投資、仕事の満足度などを含めて考えたほうが、実際の生活に合った判断ができます。

まとめ|40代男性の平均年収は600万円台が目安

国税庁の令和6年分「民間給与実態統計調査」によると、1年を通じて勤務した男性給与所得者の平均給与は587万円でした。

40代男性では、40~44歳が約637万円、45~49歳が約672万円となっています。

そのため、40代男性の平均年収をざっくり考えるなら、600万円台が一つの目安になります。

ただし、これはあくまで平均値です。

国税庁の統計では40代男性の年収中央値が直接公表されているわけではないため、「40代男性の年収中央値は○万円」と単純に断定することはできません。

また、年収500万円、600万円、700万円のどこにいるかだけで、自分の生活水準を判断する必要もありません。

40代独身の場合は、年収だけでなく、年間でいくら貯蓄できるか、住居費はいくらか、老後に向けてどれだけ資産を作れているかを見ることが大切です。

40代はまだまだ働き方を変えられる年代でもあります。

今の年収に満足していないのであれば、昇進、転職、副業、スキルアップなどによって収入を増やす方法もあります。

一方で、平均年収を上回っていたとしても、支出が多く貯蓄ができていなければ安心とは言えません。

「平均年収はいくらか」だけでなく、「自分はどんな生活をしたいのか」を基準に収入を考える。

40代からの人生を考えるうえでは、その視点のほうが大切なのかもしれません。

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